アビシニアン
この猫は1868年、エチオピアからイギリスに入り、繁殖が始められました。その後、1909年にわたり、1917年にアメリカのCFAによって公認血統猫に認定されました。あたかもミニチュアのアメリカライオンを想像させるような野性味を持った被毛と都会的に洗練されたしなやかな姿態を併せ持つ神秘的な雰囲気は古代エジプトの猫の末裔とも言われています。
1本1本が4色に色分けされる(テイッキング)カラフルな被毛色は独特な雰囲気をかもし出し、首を弓なりに張る細型のフォーリンタプのボデイは筋肉質で全体的調和美は気品に満ち溢れています。性格は極めて従順、かつ敏捷で、特に鳴き声は鈴を転がしたようで、この猫の大きな特徴とも言えるものです。
頭部は丸みを持つV字型で耳が大きく、後ろ側はカップ状を呈し、この猫の機敏さを強調しています。
公認被毛色:ルデイ、レッド(ソレル)、ブルー、フォーン